Gas Apps Script(GAS)を使ってみよう Part 4

あなたはGASのことを、どのくらい知っていますか?
Part 1〜Part 3までGASの基礎を学び、少しづつコードをかけるようになってきたと思います。

今回は、今まで使用してきたコードを使って練習問題を解いていきましょう!

目次

練習問題 1 難易度:★

Sheet1のC3セルに「Jupyter」という文字を表示するためのコーディングをしてください。

ヒント:Gas Apps Script(GAS)を使ってみよう Part3に出てきます。

function writeAdeccoOnC3OfSheet1( ){

 ‘ここにコードを書いてください’

}

答え⇓

1:function writeAdeccoOnC3OfSheet1( ){

SpreadsheetApp.openById(‘スプレッドシートID’).getSheetByName(‘Sheet1’).getRange(‘C3’).setValue(‘Jupyter’)

}

または

2:function writeAdeccoOnC3OfSheet1( ){

SpreadsheetApp.openById(‘スプレッドシートID’).getSheetByName(‘Sheet1’).getRange(3,3).setValue(‘Jupyter’)

}

1または2:Sheet1のC3に「Jupyter」の文字が表示されました。

練習問題 2 難易度:★★

Sheet1のC5:D6セルに2行2列の複数行データを表示するためのコーディングをしてください。
表示させる複数行データは、outputData という名前の箱に格納してください。
なお、各行の各列には全て「Jupyter」という文字を入れてください。

function writeSomethingOnC5D6OfSheet1( ){

 const outputData = ”

 ‘ここにコードを書いてください’

}

説明⇓

スプレッドシートのシート上のある一つのセルに表示されているデータを取得する。
SpreadsheetApp.openById(‘スプレッドシートID’).getSheetByName(‘シート名’).getRange(‘セル範囲’).getValue( )

下記に関しては、見覚えあると思います。
SpreadsheetApp.openById(‘スプレッドシートID’).getSheetByName(‘シート名’).getRange(‘セル範囲’)

ある1つのセルに表示されているデータを取得する場合は、getValue( )を使用します。( )の中には何も入れません。

function getOneValueOnA1CellOfSheet1( ){

 const a1Value = SpreadsheetApp.openById(‘スプレッドシートID’).getSheetByName(‘Sheet1’).getRange(‘A1’).getValue( )

 console.log(a1Value)

}

実際のスプレッドシートのSheet1のA1セルに表示されているデータと、スクリプトの実行結果が同じであれば成功です。

 答え⇓

function writeSomethingOnC5D6OfSheet1( ){

const outputData = [[‘Jupyter’,’Jupyter’],[‘Jupyter’,’Jupyter’]] ;

SpreadsheetApp.openById(‘スプレッドシートID’).getSheetByName(‘Sheet1’).getRange(‘C5:D6’).setValues([[‘Jupyter’,’Jupyter’],[‘Jupyter’,’Jupyter’]])

}

Sheet1のC5〜D6に「Jupyter」の文字が表示されました。

練習問題 3 難易度:★★★

Sheet1のH1セルに「Jupyter」という文字が表示されている前提で、H1セルに表示されているデータをH2セルにも表示するためのコーディングをしてください。
何かを格納するための箱については、自由に使ってください。箱の命名も自由でよきです。

function copyValueOnH1CellOfSheet1AndWriteItOnH2Cell( ){

 ‘ここにコードを書いてください’

}

答え⇓

function copyValueOnH1CellOfSheet1AndWriteItOnH2Cell( ) {

const  sheet = SpreadsheetApp.openById(‘スプレッドシートID’).getSheetByName(‘Sheet1’);

const  h1Value = sheet.getRange(‘H1’).getValue( );

sheet.getRange(‘H2’).setValue(h1Value);

}

または

function copyValueOnH1CellOfSheet1AndWriteItOnH2Cell( ) {

const sheet = SpreadsheetApp.getActiveSpreadsheet( ).getSheetByName(“Sheet1”);

const h1Value = sheet.getRange(“H1”).getValue( );

sheet.getRange(“H2”).setValue(h1Value);

}

Sheet1のH2にも「Jupyter」という文字が表示されました。



弊社では、Google Apps Script を使用した、業務効率化自動化を行う部門があります。Google Work Spaceをご利用の企業様、個人事業主様、自動化などでお困りでしたら、弊社までお問い合わせください。
何百の自動化プログラムを組んできたエンジニアが、お客様の業務自動化をご支援いたします!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次