30代駆け出しエンジニアがAI時代を駆け上がる Part 2

この記事では30代になってからエンジニアとしてのキャリアをスタートした自分が、目まぐるしく変化するAIの時代に、エンジニアに染まりきっていない視点で、成長の過程や価値観を執筆していきます。自分の考えをありのままに書いているので気軽に読んでいただけると嬉しいです。読者のみなさまに何らかのヒントや刺激をお届けできることを願っております。

目次

第2回:私が目指すエンジニア像と現在の目標

私が目指すエンジニア像

前回の記事では、私がなぜ30代になってからエンジニアという職業を選んだかについてお話しました。本記事では「私が目指すエンジニア像」について深堀りしてみたいと思います。

私が目指すエンジニア像は以下の通りです。あえて文章で書くことをお許しください。

”ITに関する幅広い技術、フレームワーク、プラットフォームの知識と経験を持ち、自らが手を動かして環境構築からリリースまで完結できるエンジニアスキルを持っている。また、自分の知見に基づき、あらゆるエンジニアレベルの人々と円滑にコミュニケーションできるピープルスキルを持つ。さらには、急速に変化を続ける業界のトレンドを追い続けられる好奇心と探求心を持ち合わせていて、常に情報がアップデートされている。”
※一般的にフルスタックエンジニアと呼ばれる人物をイメージしています

まさに理想です。(もはや強欲?笑)
ただ、理想は人を動かす原動力になります。できると信じなければ何も始まりません。
 
では、理想を現実に変えるために計画を立てていきましょう。

理想を現実にするために必要な3つのスキル

理想のエンジニア像になるために何が必要かと考えた結果、3つの大きなカテゴリーにわけることにしました。

1つ目は「開発」です。
プログラムを書いたり、開発環境を実際に構築したりして、とにかく「手を動かす」ことでフルスタックで開発できるエンジニアを目指していきます。このフルスタック開発の実践経験は理想のエンジニア像としての活動の土台となる最も重要な要素だと位置づけています。専門的な開発者の方と少しでも同じ目線で会話できることを目指します。

2つ目は「学習」です。
どんなに開発経験を積んだとしても、使っている技術が時代遅れなら価値は下がってしまいます。トレンドを捉えるために常に知識をインプットする事が重要です。また、手を動かすだけでは気付けない、技術の背景や仕組みを理解するという意味でも学習は大切です。仕組みを理解して整理できていることは、他のエンジニアやお客様とコミュニケーションを取るときに大きな価値を発揮します。

3つ目は「英語」です。
なんだか他の2つの要素とレベル感が違う気もしますが非常に重要な要素です。1つ目の理由はシンプルで、プログラム自体が英語を元に書かれているからです。2つ目の理由は活動範囲の拡大です。英語ができれば実際にコミュニケーションを取れる機会を日本国内だけでなく、世界に広げる事ができます。最後の理由は、最新情報をキャッチするために使うからです。新しい技術が登場すると、公式ドキュメントやその他の情報はほとんどの場合、英語で作成されます。もちろん翻訳することもできますが、英語自体のニュアンスをキャッチできるかどうかは、エンジニアとしての価値を大きく変えるかもしれません。

今年の目標

自分のことで大変恐縮ですが、こちらに今年の目標を書かせていただくことで自らにプレッシャーをかけたいと思います。私は資格勉強が大好きなので資格を目標の軸に据えることが多いです。

■開発に関して

サーバー構築、データベース構築などの環境構築をクラウドサーバーなどを活用し、アプリのリリースまで自分で完結できるようになる

■学習に関して

機会学習の理解を体系的に学習して、どのようにして生成AIに応用されているかについて理解する
フルスタックでの開発経験に基づき、システムアーキテクチャに関する理解を深めて、技術的な開発プランを提案できるレベルになる
IPA(情報処理推進機構)の国家資格の一つである「システムアーキテクト」試験を受験する

■英語に関して

英検1級に合格して、英語の知識のインプットを完了して、どんどん実践で使っていけるような状態にする

今回もここまで読んでいただき誠にありがとうございます!次回からはいよいよ実際のアプリケーション開発に関して、テーマを決めてお話したいと思います。最初は「アプリケーション開発の全体像」というテーマで駆け出しエンジニア目線で解説します。

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