KiichiのTechニカルな話 Part2

「People who are really serious about software should make their own hardware.」

アラン・ケイの名言の一つです。
初代iPhoneの発表会でスティーブ・ジョブズもこの名言を引用しています。

簡単にアプリが作れるようになった今日において、様々なソフトウェアが設計、デザイン、開発され、富が生み出され続けています。アルファベット社も検索エンジンや広告掲載の自動化、民主化を行ったことで世界中の人に「調べるスキル」を身につけさせました。誰でも簡単にWebサイトが作れる、企業だけではなく個人レベルでも広告が打てる、そんな世の中にもなりました。

高級な教育が当たり前の日本では国民全員が自分で何かを「調べること」に対してはそんなにハードルの高いことではありません。日本を基準に考えるとそうですが、世界となるとこの常識は少し変化を見せます。
世界中の人々にコンピュータを持たせたのもスティーブ・ジョブズの貢献の一つであろうと思います。
これでハードとソフトが、アランの言った通りに揃ったわけです。

最近の私の関心事はロボットの開発です。iPhoneを動かすためのオペレーティングシステムであるiOSがあるように、ロボットというハードにもオペレーティングシステムが必要です。
ソフトウェアの世界にもロボットは数多く存在しています。
メジャーなところでいうと、マイクロソフト社が提供する「Power Automate」が広く使われていますし、Adecco社では国産の「WinActor」、ルーマニア産「UiPath」を採用、お客様企業にソリューションをご提案しています。
こうしたロボットの活用により、世の中の生産性を少しでも向上させ、人々の暮らしが豊かになっていけばと考えています。

jupyter事業ではよりGlobal Wideに利用されるAutomation Anywhere社のA360を導入し、活用しています。

ジョブズが見た世界は「誰もが簡単にインターネットに触れられる未来」でした。
そこにソフトウェア勢が様々なサービスを提供しました。
そして時代は更にその先、ハード面でもソフト面でも、ロボットが活躍する時代を迎えることになります。

– – – 次回に続く – – –

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