KiichiのTechニカルな話 Part3

ロボットというと、皆さんはどんなロボットを思いつきますでしょうか。
世代にもよるでしょうし、育った国や環境によっても変わってくるでしょう。
私の場合は、「ドラえもん」が真っ先に頭に浮かびます。

いつも優しいネコ型のロボットで、タヌキと言われて頭にくる絵姿が今でも思い出されます。

ドラえもんと言えば、もちろん四次元ポケットです。
縦横高さの三次元に一方通行のベクトルである時間を加えた四次元の世界に手を入れて自由に納めておいた道具を出しピンチに陥ったのび太君や仲間を助けたり、ちょっとしたイタズラをしたり…よく夢中で見ていました。

よく聞く話ですが、ドラえもんの道具の中には前回書いたApple社の今世紀最大の発明とも言われている「iPhone」を彷彿させるものがあります。「おこのみボックス」と言う道具です。
こちらの道具は約30年以上も前に書かれた漫画の中で登場します。「おこのみボックス」の機能は音楽プレイヤー、テレビ、ラジオ、カメラなど今のスマホとほぼ一致するアイテムなわけです。
(参考記事:https://mania.hatenablog.jp/entry/6446147

ロボットの話に戻して、ロボットは何も姿形があるものだけとは限りません。
音声のみのロボットも最近はかなりのことができるようになっています。
例えば、Amazon社のAlexa、Apple社のSiri、そしてGoogleのGoogle Assistant、中国勢も負けておらず、XiaoMiの小愛同学などもあります。

HAL9000

スタンリー・キューブリック監督の作品である『2001年宇宙の旅』(にせんいちねんうちゅうのたび、原題:2001: A Space Odyssey)では、「HAL 9000(ハルきゅうせん)」という人工知能が宇宙船のテクノロジーを支えていました。ちなみに、HALは当時オフコン(オフィスコンピューター)の最大手であったIBM社の文字をそれぞれ一文字ずつ戻したと言われていました。(I→H、B→A、M→L)

声で話しかけて何かしらのアウトプットを求めるというものは、人間が想像する人工知能の最たる例ではないでしょうか。

映画Back To The Futureの2作目で主人公のマーティが偶然にも訪れることになったのは2015年の未来でした。公開されたのは1989年。描かれていた2015年には既に車は自由に空を飛んでいたし、立体映像がホログラムで見えるようにもなっていました。

人間の想像力はすごい、でも本当にすごいのはそれを実現しようとする人間の熱いパッションであって、諦めそうになることもあるけれども、頑張ってなんとか形にしていく技術者はすごいと改めて感心する毎日です。

– – – 次回に続く – – –

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